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2006年8月24日 (木)

シブヤ大学

帰ってきて、仕事に手をつけたら、こんな時間になってしまいました。
今夜は少しモチベーションも上がってきたので、「気持ち」で仕事しています。

毎日、色々な迷いを持ちながら、吹っ切れる事無く・・・という時間が続いています。
それはそれで仕方ない・・・という、開き直りはあるのですが(笑)
本気で戦えているのかな?対峙出来ているのかな?と、自分を映す鏡を求めてしまいます。

深夜NHKで「仕事の流儀 プロフェッショナル」という番組の夏スペシャルを放送していました。テレビを観ていなかったのですが、俺がその番組を好きなことを知っている人がケータイにメールをくれました。最近、悶々としていることも知っているしね・・・ありがとう。

んでもって、挫折や苦悩の中から、それを克服し活躍する人々の生き様を見て、少し元気を貰いました。単純です、俺なんて(笑)

そんな毎日を送る中、自分の立ち位置や生き方を考える時、あまりにも自国の事を知らない自分に気づかされました。そして、その国の背景にある「人を育てる」教育への感心を強く持つようになりました。
いま、そんな本を数多く読んでいます。それも、簡単に書かれていて、本質を突く良書と思えるもの・・・書き手の視野が広く、偏重してないものを選んでいるつもりです。
まずは、入門ですから(笑)

靖国問題にあわせて、護憲・改憲を論じる総理大臣候補。
極東アジアにおける日本へのバッシング。
その日本を創ってきた、世界の中での日本と戦争。

仕事で訪れた、広島・長崎などの原爆被災地で感じたことなども影響したのかも知れませんが、皆さんも、毎日生きていく中で、本当にこれでいいのかな?と感じることも多くありませんか?そんな時、その意見を言えるほど自分は「自分の国を考えたことがあったか?」を強く感じたのです。

そして、表があれば裏があるように、本質的な問題を客観的に捉えて自国を知らなければ、国外の意見や政治家の局面的な意見に惑わされて、ただ流されているだけなんじゃないかな?と・・・。ニュースで流れている報道は、今の段階では真実に近いのかもしれない。でも、歴史的背景や事実の積み重ねとして、本当に正しい眼で捉えられたものであるのか?それを正しいとして、国民が判断していいものなのか?なんて疑問に思ったのです。P1000531

まあ、そんな中で、易しくて本質をついているなぁ・・という本の中でも、子供向けなんですが、大人も読める本がお薦めです。そんな本を読んでいると、自分が日本国憲法の全文なんて、一度も読んだことが無いこと。加えて、英語原文を正しく翻訳されたものか?なんて、考えたことも無かったこと(恥)・・を痛感します。

日本の学校教育で、本当の意味での日本の歴史を学んでいないこと・・・そんな事への気づきが多く、それを解消したくなってきます。そんな事を通じて、自国を知り、海外から日本に向けられる眼を、「正しく判断することが出来る日本人」でありたいと思うのです。

今までの学校教育の中で得たものとのギャップをしっかり埋めて行きたい。

そして、戦争は起こしたくない。その気持ちを忘れてやしないか?日本人!とも思います。
日本では約310万人が、第2次世界大戦で亡くなりました。
しかし、日本が戦争によって占領していったアジアの国々では、その以上のとんでもない数の方々が亡くなっています。その中には、日本の占領統治政策がずさんだったために亡くなった人、1945年2月以降、日本が拘った「降伏条件の改善」のために長引く戦渦の中亡くなった人も含まれて居ます。その一人ひとりには、愛する人も、大切に思う友人も居たのです。

反面、日本の教育事情は、日清戦争によって激変しました。戦争によって近代教育の基礎固めがなされていくのです。

それまでの日本では、身分制度の下地の基、なかなか近代教育が成り立っていません。しかし、国際戦時下において、数の数えられない兵隊や、伝文を読めない兵隊は、役に立ちません。富国強兵の思想のもと、清国からせしめた、日本国家財政四年分以上の賠償金から教育基金がつくられ、国庫からの援助も増えて1900年に小学校の授業料を廃止しました。そこで、就学率が激増するのです。これによって日本は「西洋文明の教育」を行き渡らせながら、そこから生まれるイデオロギーを「侵略によって外に向かせる」国になっていきます。

とまあ、そんな事を日々考えている中、東京に新しい試みがスタートします。
(唐突ですが・・笑)

それは「シブヤ大学」。http://www.shibuya-univ.net/about/

「日本の教育ってどうなんだろう」という想い、
「シブヤって、ホント面白い人がたくさんいるなぁ」という想い。
ふたつの想いは、それぞれバラバラにあったけど、
このふたつをくっつけてみると・・。
地域密着型の新しい教育のカタチは、各地で少しづつ生まれているけれど、
これをやるならシブヤほど可能性を秘めた街はないんじゃない?
シブヤ大学の構想は、その気づきからスタートしました

という、トコロから始まったプロジェクトです。

ちょっと面白そうなので、開校式にいってきます。
応募申し込みは終了してしまっていますが、今後も色々な動きがありそうです。

また、開校式の模様は機会があれば。(笑)

ちょっと、長くなってしましましたが、中途半端でごめんなさい。
・・・とまあ、そんな今日この頃です。P1000526_1                                     

今日も、朝が来た。

日本の夜明けじゃー(笑)

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コメント

シブヤ大学か。すごい面子が講師になってるんですね。
興味深い…。

教育、国家観。どちらも今年取り組んできたテーマです。
普段は感じないけど、立ち返って考える時間が必要な
問題だと思います。

日本の教育に関しては、明治以前から、かなり高い水準だったと
聞きます。その原点は寺子屋。
寺子屋には女子も通い、当時世界で見ても類を見なかったと。
当然、文盲率もかなり低い。

先日、高校生のアンケート結果が発表されていましたが、
戦争になったら、戦うと言う意見も多かったとか。

戦争は起こしたくない。という視点から、
かつて日本はどこで踏み間違えて、戦争に突入したのか。
戦争とは、どんなに悲惨なことなのか。

変な「愛国者」が増えている今、この辺のことを考えていくことが
火急な問題だと思います。

投稿: 釣りチキ。 | 2006年8月25日 (金) 11時47分

⇒釣りチキさん

寺子屋も、地域によってだったようですよね。
その頃は、農家の子は農家ですし、通えたとしても、人手に数えられない子供のうちだけ・・仕事の手伝いが出来るような歳になると、親が辞めさせたようですし。継続教育出来ない。
でも、明治の教育改革でも義務教育を脅迫教育と呼んだあたりは、教育への抵抗の強さが伺えます。

9条の問題も、あの時は保守政党が賛成し、教科書にも9条は国の誇りと書かれ、戦争放棄は国連決議をどこよりも早く取り入れた、パイオニアでした。なのに政治家のツールにされている感は否めません。そして、戦争は起こしてはいけないのです。
「変な愛国者」は、死や悲しさをバーチャルでしか考えられないのでしょう。守りたいならば、しっかり自国をしり、話し合う勇気とパワーを持つことなんだと・・思うのですが。

なんだか、喧嘩もしたこと無いやつが、戦争で戦うなんて?変。
それに無用な争いは、人を悪戯に傷つけるだけなのに。

シブヤ大学は、楽しみです(笑)

投稿: 下町ダンディ | 2006年8月26日 (土) 03時27分

自分も含め、日本人は自国のことを知らなすぎますよね。
私は外国のお友達と会って、満足に自国のことを話せなかったことが、とても恥ずかしく、情けなかったです~。
最近、忙しさを理由に本を読んでいなかったり、勉強していないなーと思いました。なので、今は少しずつ本を読んだり、セミナーに参加したりするようにしています。
子供向けに自国に関する本があるのですね。
難しい本を読むと途中で嫌になってしまうので、こういう易しい本を読むのはいいですね!
シブヤ大学も面白そうですねー。
運営メンバーもいろいろな方がいて、これからどんな授業が展開されるのか、楽しみです。

投稿: オードリー | 2006年8月27日 (日) 15時56分


⇒オードリーさん

俺も簡単な本から読んでます(笑)
けっこう、ためになります。歴史的な背景を知った上で、各国の思惑の中に動いていく日本を知ることは、大変興味深いです。
シブヤ大学も楽しみにしています。また報告しますね。

投稿: 下町ダンディ | 2006年9月 1日 (金) 09時57分

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